アイキャッチ出典:YSP
自分のバイクをカスタムするのって楽しいですよね~。
特にマフラーのカスタムは1本で「音」「見た目」「性能」が変わるという、ある意味コスパのいい(?)カスタムです。
ただ、バイクのマフラーって数多くのメーカーから生産されています。
それぞれ外観や音、性能やバイクとの相性というのが異なり、結局どれがいいんだろうと悩む人も少なくないです。
今この記事を見ているあなたは、マフラーを変えるにあたって
「バイクの性能をアップさせたい」「爆音のマフラーがいい」「とりあえず見た目が変わればいい」
など、カスタムに対するイメージが何となくでもあるかと思います。
そんなあなた向けに、今回はYZF R25におすすめしたい各メーカーのマフラーをまとめてみました。
この記事を見てあなたのお気に入りのマフラーを探してみましょう!
YZF-R25におすすめのマフラー5選
今回は国産・海外メーカー問わず、マフラーメーカーの中でも有名なメーカーからおすすめのものを5つご紹介します。
AKRAPOVIC(アクラポビッチ)
適合車種 | YZF-R25(2014-2019) MT-03(2015-2019) MT-25(2015-2019) YZF-R3(2015-2019) |
タイプ | スリップオン |
材質 | サイレンサー:ステンレス |
音量(db/rpm) | 93.3/5375 |
認証 | JMCA/政府認証 |
重量 | 1.6kg |
引用元:アクラポビッチ
アクラポビッチは1990年に設立されたヨーロッパのマフラーメーカーです。
Moto GPなど世界レベルのレーシングチームにも採用されるほど、ハイクオリティなマフラーを生産していることで有名ですが、アクラポビッチのマフラーは公道での使用が認められていませんでした。
ですが、ここ最近アクラポビッチから徐々にJMCA対応のマフラーが発売されるようになり、公道での使用が可能のマフラーが増えてきました。
ショートタイプのサイレンサーがレーシーな印象を与えますね。
音量は93.3dbと大き目で、今回紹介するJMCA対応のマフラーの中では一番爆音に近いマフラーです。
純正マフラーと比較して「加速が早くなった」という声が多いです。
性能ももちろんですが、重量がわずか「1.6kg」しかないので軽量化の恩恵も期待できます。
YSP横浜戸塚店さんがインプレッション動画を公開しています。
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ヨシムラ
引用元:ヨシムラジャパン
適合車種 | YZF-R25/MT-25 YZF-R3/MT-03 |
タイプ | スリップオン |
材質 | ステンレス |
近接排気騒音(db/rpm) 加速走行騒音 |
87db/6,000rpm 75db |
認証 | JMCA/政府認証 |
重量 | 1.7kg |
引用元:ヨシムラジャパン
ヨシムラは1954年に福岡県で創業した日本のメーカーです。
2014年で創業60年を迎えるという非常に歴史あるメーカーですね。
ヨシムラは世界で初の二輪レーシング用チタンマフラーを開発した他、あの有名なレース鈴鹿8耐にも複数回優勝している実績もあります。
全体的にカーボン調で落ち着いた外観になっているのが特徴ですね。
近接排気騒音が87dbですので、純正のマフラーとほとんど音量は変わりません。(音質は変わります)
マフラーは変えたいけど、あまりうるさいバイクにはしたくないという方にぜひおすすめしたいマフラーです。
ヨシムラの公式が動画をアップしています。
純正と音量が同じと言えど非常に低音が効いた排気音になってますね。
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BEAMS(ビームス)
引用元:BEAMS
適合車種 | YZF-R25 YZF-R3 |
タイプ | スリップオン |
材質 | チタン |
音量(db) | 91db |
認証 | JMCA/政府認証 |
重量 | 1.45kg |
引用元:BEAMS
ビームスは1994年に創業した日本のマフラーメーカーです。
他のメーカーと比較して歴史が浅く、知名度もやや劣りますが質が悪いといったような悪評はなく、愛用しているライダーも少なくないです。
私が初めて取り付けた社外マフラーもビームス製でした。
特徴は何と言ってもチタンの綺麗な焼き色ですね。
カーボンやステンレスのレーシーな外観も良いですが、青いチタンカラーは上品な印象を与えます。
サイレンサー重量は「1.45kg」。純正マフラーが2.8kgなので、非常に軽量化できます。
音量も91dbと純正よりやや大きめですが、実際のレビューを見るとあまり純正と変わらないという声もあります。
政府認証のマフラーですから極端に大きな音量にはならないということでしょう。
BEAMSの公式が排気音の動画をアップしています。
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また、BEAMSはオプションで中間パイプ部分に取り付けるヒートガードを販売しています。
かっこいい見た目に仕上がるほか、足元のやけどを防ぐというメリットがありますので、チェックしてみてくださいね。
WR’s(ダブルアールズ)
引用元:WR’s
適合車種 | YZF-R25 YZF-R3 |
タイプ | スリップオン |
材質 | チタン |
近接排気騒音(db) 加速排気騒音(db) |
93db 79db |
認証 | JMCA/政府認証 |
重量 | 1.2kg |
引用元:WR’s
WR’sは大阪に工場を持つバイクのマフラーに特化した日本のメーカーです。
こちらもショートタイプのサイレンサーで、チタンの焼き色がついているタイプになります。
「サイレンサー出口の径が大きくて迫力があるなぁ」というのが個人的な第一印象でした。
重量は脅威の「1.2kg」!!!
今回この記事の中で紹介しているマフラーの中で一番軽いです。
2つ取り付けても純正マフラーより軽いです。(二つは取り付けられませんが笑)
音量は93dbとアクラポビッチ製のマフラーと同じで、
JMCA対応されているYZF R25用マフラーの中では比較的大きな排気音です。
私も以前WR’s製のアルミマフラーを取り付けていましたが、かなりいい音しました。
このマフラーはチタン製なので、また違う音質になるとは思いますが、WR’s製のマフラーは音がいい印象があります。
WR’sの公式が排気音の動画をアップしています。
低回転時は重低音が効いていて、高回転ではいい意味で2気筒らしさを感じさせないレーシーなサウンドでした。
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※上記のリンクではステンレス製と表記されていますが正しくは「チタン製」です。
OVER racing(オーバーレーシング)
引用元:OVER racing
適合車種 | YZF-R25(15-17) YZF-R3(15-17) |
タイプ | スリップオン |
材質 | チタン |
近接排気騒音(db) 加速排気騒音(db) |
89db 77db |
認証 | JMCA/政府認証 |
重量 | 1.55kg |
引用元:OVER racing
OVER racingは1982年に三重県鈴鹿市に設立された日本のメーカーです。
レース活動で蓄えたノウハウを生かして、バイクのフレームからカスタムパーツまで幅広く生産を手掛けています。
こちらも同じくチタン製で、「中間パイプ」と「サイレンサー出口」にだけ、控えめな焼き色が入っています。
主張し過ぎないワンポイント的なデザインがGOODです。
角ばったサイレンサーの形もかっこいいですよね。
性能的にはトルクの谷が軽減され、1速~3速辺りまでの伸びがスムーズになります。
性能面ではあまり変化を感じにくいと言われるスリップオンマフラーで、常用域の扱いやすさがアップするのは非常に大きなメリットですよね。
OVERracingのマフラーは少々値段が張りますが、それだけトップレベルな品質を誇るということです。
また、バイクとマフラーの相性という観点で、
「ホンダにはモリワキ」「スズキにはヨシムラ」「カワサキにはBEET」
が良いと言われていますが、「ヤマハと相性が良いのはOVER racingのマフラーだ」と言われています。
YSP延岡店さんが排気音の動画をアップしています。
音量は89dbと控えめですが、実際に聴くと結構重低音が効いています。
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YZF-R25におすすめのマフラー まとめ
YZF-R25におすすめのマフラーをご紹介しました。
爆音にしたいという方は「アクラポビッチ」
性能を追求したいという方は「OVER racing」
デザインを重視したい方は「BEAMS」
といったところでしょうか。
もちろん、「この3社以外のマフラーがダメだ」というわけではありません。
冒頭でもお話しした通り、マフラーのカスタムは1本で「音」「性能」「見た目」が変わるカスタムです。
あなたのイメージに合ったマフラーを見つけて、よいカスタムライフを送りましょう!